■ HOME アイガモ農法 ご利用方法 ■

■ アイガモ農法

アイガモは、家禽のアヒルとマガモを交配して生まれた鳥で、日本では主として食肉用に飼育されていました。このアイガモを水田に放して、除草駆除させ、無農薬で安全な米と鴨肉を同時に育てようというのが「アイガモ農法」です。

アイガモ農法のメリット

「アイガモ農法」では、以下のようなメリットが考えられます。

  • アイガモは雑食性。水田内のウンカ類など害虫を好んで食べ、優れた害虫防除効果が期待できます。
  • アイガモは、稲作における雑草を食べます。ただしイネ科の植物は食べないので、除草剤を使わない農業の実践に、大いに貢献します。
  • 水田中でアイガモの排泄する糞尿は、優れた有機肥料となります。
  • アイガモは泳ぎながらくちばしや足で水田の泥水を掻き回し、水田内に酸素を供給します。また、水をかき回すことで、雑草の繁茂を抑える効果があります。
  • 稲の株元をくちばしでよくつつくため、株張りがよく丈夫な稲を育てます。
  • アイガモを水田に放している間は農薬が使用できないため、水田周辺の生物が生き返るなど、自然環境が復元・保全されます。

アイガモの性質を知る

「アイガモ農法」成功の秘訣は、アイガモをよく知ること。アイガモの性質や生理を把握して、稲の生長を助ける効果的な利用法を採用します。特に、アイガモ農法による除草効果は、アイガモを田に投入するタイミングと深い関わりがあります。

  • 田に入れるアイガモの数は、10a当たり15羽程度だと言われています。少なすぎると十分な効果が得られず、多すぎると窒素やリン酸過多などの障害が発生するおそれがあります。
  • 田植えの約1週間後、生後2週間程度のヒナ鳥を田に入れます。アイガモは雑草の芽を食べますが、成長した草はあまり食べません。田に入れる時期が遅くなると、その間に成長した雑草が繁茂してしまうので、アイガモの除草効果はあまり期待できなくなります。
  • アイガモが野犬や野良ネコに襲われないように、田の周囲を囲ったり、夜間は安全な小屋に保護するなどの対策を講じる必要があります。
  • 田の隅々までアイガモが泳いで動き回れるように、田の水量が十分であること、平衡が保たれていることが大切。
  • 稲の穂とモミは、アイガモの大好物。稲が出穂する時期になったら、アイガモを田から引き上げます。

アイガモ水稲 "同時作" による米作り

同時作 の文字が示すように、アイガモ農法は、米とともに「アイガモ」という作物も生産できる効率的な農法です。アイガモ農法で活躍するのは、その年に生まれたヒナ鳥ですが、成長後(クリスマスの頃)には脂が乗った美味しい鴨肉として出荷することもできるので、まさに一石二鳥です。

......

アイガモ農法・・・生き物の飼育には、やはり、それなりの努力が必要のようですが、有機・無農薬米の栽培においては理想的な農法と言われています。

お薦めのアイガモ農法米生産者

e-farmあとりでは、アイガモ農法で有機栽培、無農薬のコシヒカリと古代米を生産している生産者の方を、ご紹介しています。アイガモが育てたおいしくて安全なお米を、是非お試しください。

■ 七面鳥農法

青森県のリンゴ農家では、七面鳥をリンゴの栽培に活かしているという新聞記事を読んだことがあります。

リンゴの大敵は、山から降りて来るニホンザル。でも、なぜかニホンザルは七面鳥が大嫌いで、七面鳥のいる果樹園には絶対にやってこないそうです。 七面鳥は、除草や害虫駆除にも活躍してくれます。

七面鳥農法で活躍するのも、その年に生まれたヒナ鳥。 一仕事終えたクリスマス・シーズンには、ロースト・ターキーに姿を変えて農家に貢献してくれるそうです。

■ ヤギ

休耕田・休耕地の雑草駆除には、ヤギの利用が効果的だそうです。 ヤギは毒草や匂いの強い草を別にすれば、どんな木や草もえり好みせずに食べ、機械が入らない狭い場所や急な斜面でも、身軽に動くことができます。 ヤギは1頭で1日、2kgもの草(乾燥重量)を食べてくるので、荒れた休耕田に放しておくと荒れ地は草刈り機できれいに刈ったようになるそうです。また、将来的に乳や肉の利用も考えられます。

近畿中国四国農業研究センターでは、ヤギを「生きた草刈り機」として活用する研究を進めています。


Home
E-mail: info@atori.net